サブプライム逆流する世界マネー―経済危機が投資チャンスに変わるとき



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サブプライム逆流する世界マネー―経済危機が投資チャンスに変わるとき
サブプライム逆流する世界マネー―経済危機が投資チャンスに変わるとき

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編集者の手抜き

著者は、東海東京調査センター常務取締役兼チーフストテラテジストらしい。冒頭、サブプライムをプリンスメロンにたとえて解説しているが、逆に分かりにくい。とにかく、例え話が下手で、誰にでも「分かりやすく」と意識したのか、唐突な比喩が続出して読みづらい。文章も箇条書きのようで章ごとのロジックも一冊の本としての展開もまるでなってない。中学生のブログかと思うような出来。明らかに編集者の手抜きである。絶対にお奨めしない。
かゆいところに手が届く解説

こういうことだったのか、あのニュースの背景にはこんなことがあったのか、あの時アメリカではこんな風に考えていたのか・・・などなど、実際の取材をベースにしているところが面白い。サブプライムの問題を基礎から応用にいたるまで解説している。まさに、かゆいところに手が届くとはこういうことをいうのだと思う。
サブプライム問題の理解への最良の本:一般投資家だけでなく投資のプロも一読の価値あり

著者は、紹介にもあるように長年、投資家向けの投資情報の提供に従事してきた。さすがに、比喩などを使い要点を分かり易く表現するのに慣れている。巷間、「サブプライム」の問題が叫ばれているが、何のことだか本当に理解している人は少ない。本書は、一般投資家に、サブプライムの問題とは何か、現状この問題はどうなっているのか、今後どのようにな動きが予想されるのかを適格に述べている。現在、この問題を解説する本は多いが、本書ほど分かり易く、かつ問題点を適切にまとめ上げた本はない。特に、サブプライムの問題を、メロンのフルーツバスケットに例えて説明するくだりは、長年投資家へ生の投資情報を提供しながら、投資の現場とともに歩んできた著者のキャリアを彷彿とさせるものがある。また、これらの記述は、実際に著者が米国へ足を伸ばし、FRB、財務省、住宅関連機関などを訪問し、そこのエコノミストなどの関係者から生の声をヒアリングしたものにもとづいている。著者が自らの足で集めたこれらの情報は、実際に投資ビジネスの現場で働いている専門家たちにも多くの示唆を与えるものである。学校の先生が書いたものとは一線を画す正に実務家の書いた、実務のための本である。株式投資に興味がある方だけでなく広く一読をお薦めしたい。



実業之日本社
サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (宝島社新書 270)
サブプライム問題の教訓―証券化と格付けの精神
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価格はなぜ動くのか 金融マーケットの謎を解き明かす
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