ピッケルを持ったお巡りさん―登頂なきアルピニストたちの二十年



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ピッケルを持ったお巡りさん―登頂なきアルピニストたちの二十年

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遭難の話

 山と渓谷社の「県警山岳山岳警備・救助隊」シリーズの第1弾。続編に、岐阜県警察山岳警備隊の『山靴を履いたお巡りさん』、長野県警察山岳遭難救助隊の『ザイルをかついだお巡りさん』がある。
 内容は、現役の警察官たちが遭難救助の体験談を語るというもの。雪山の苦労、二重遭難の不安、死体を見つけたときの無念などが証言されている。
 テーマがこういうものだけに、全編が遭難と死の話になっている。重苦しく陰惨な本なのだが、一方で不謹慎な面白さも感じてしまう。
 予想以上にしっかりした内容で勉強になった。普通の登山記とは違う世界をのぞきこむことが出来る。
 遭難を避けるための登山法などは、特に載っていない。



山と渓谷社
ザイルをかついだお巡りさん―アルプスに賭ける警察官 喜びと悲しみのドラマ
アルプス交番勤務を命ず―元富山県警察山岳警備隊長の遭難救助三十年
山の軍曹カールを駆ける―中央アルプス遭難救助の五十年
翼を持ったお巡りさん―ヘリ救助にかける富山県警察航空隊の現場から
リーダーは何をしていたか (朝日文庫)